Behind the tale of HACHI-ロンドンこぼれ話

ロンドンロイヤルフリー病院の補完医療チームの元上司キースには、30年以上連れ添った犬がおります。いろいろなキースの人生の苦楽を共にした犬は”buddy 同士”みたいのもので、
”family家族同然"だよといってたのを思い出し、今回ロンドンにきた際に柴犬のT-シャツをお渡ししました。その柴犬をみた瞬間に”Hachi"をおもいだしのでしょう。渋谷駅にいる忠犬ハチ公の話がえんえんと始まり(日本人の私より詳しい)リチャードギアのハチ公物語は観たか?!に話がとびました。映画みる時間があったら、走ってるか、アロマテラピーをしている最近の私、実際観ないと話についていけないと思っていたら、ハチ公物語が、本人よりロンドンの滞在先に送られました。これは感想文を送らないと・・・

渡英した時は本当に何の予定もなかったんです。でも日本の帰国がせまるにつれて、ロンドン滞在の忙しさは加速していきます。ハチ公物語がロンドンで観れなかったのは心残りで、今日やっと観れました。リチャードギアの”はちー”という呼びかけに、どうも違和感(発音が?)ありましたが、心あたたまるよい映画でした。あらためて言葉は通じなくて、気持ちはつたわる、愛を感じました。柴犬は飼い主さんに対して、非常に忠実であるそうです。そのloyalty-忠実であること、飼い主さんに常に愛情を降りそそいでもらった経験があるから、できるんですね。

亡くなったことを理解できず、老いても飼い主さん待ち続けるハチの姿に泣けました。愛されてた想い出を大事にハチもなくなります。人間は死ぬまで、どのくらい素敵な想い出を残せるのでしょうか?肉体は消えても、その楽しかった、愛された幸せな気持ちは残っていきます。キースはそんな”小さな幸せ”を、ロイヤルフリー病院の患者さんの補完医療をしている間に長年届けてきていました。そして私にも”ハチ公”という小さな幸せを分けてくれました。心やさしい元上司です。

A photo of Shiba ken
The dog is well known not only being a loyal to master, but very independent and keep his own pace
柴犬の写真ー獣医さんのネットから
柴犬は忠実でもあるけれど、独立心がつよく、マイペースで、あまりべったりした接し方は苦手だそうです。

My roommate took a photo that I received the DVD safe and sound
無事にDVDはとどいたよーと写真をおくりました。犬好きな人は、この映画はおススメです。参考までに映画の予告のリンクはるよー

YOKO KIJIMA

日本と英国をつなぐブリッジクリエーター

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