Hidden short story-キースのこぼれ話
残念ながら、私は出産経験がありません。想像でしか語れないのですが、何かを自分の中から作りだす、編み出していく作業は、自分は「産みの苦しみ」に似ているのではと、個人的につねづね思っています。今回は、英国におかえる補完医療の現状ーコロナ渦の中でーを書いているのですが、とうとうスランプに陥っていて、気分転換にブログをかきはじめました。
このブログで書きたかったのは、やはり補完医療を苦労して立ち上げたキースハントの意外な一面です。参考までに現在のロイヤルフリー病院の状況は、コロナ影響もありまして、病院での補完医療であるマッサージサービスは、まだ復活してはおりません。この状況に一番、心を痛め、共感をされているのがキースはじめ、私がいた補完医療チーㇺ全員です。患者さんのための補完医療が、一番最後、後回しなっているそうです。今日キースと電話で話をしたときに教えていただきました。インフル季節になり、脇においやられてしまうのでは悲しい。
さて、意外な一面なんですが、実はキースは長期にわたる愛煙家でした(今はノンスモーカーです)愛煙家の時に、なんとフルマラソンを走っています!!フルマラソンはもちろん42.195キロ走る脚を作ることも同様、この距離に耐えられる心肺機能も鍛えないと走れません。恐る恐る”どうやってゴールしたんですか?”きいたら、最後の2キロで、たばこ吸ってゴールだよと。I am a naughty runner(いうこきかない、いたずらランナーという意味)
盛んにいってました。私は目が点でした。
喫煙をやめたきっかけが、キースらしい。肺がんで入院しいる患者さんにこっぴどく怒られたらしい。それまで2回禁煙を試みて失敗したけど、今回だけはもうタバコをやめないと
まずいと強く決意したそうです。止めて20年、でもタバコの香りが近くにあると、また吸いたくなるとも。ニコチンの威力は、人間愛にあふれ、患者とともに、寄り添うセラピーをしてきたキースの脳にchain reactionおこします。
Before Corona, Keith accepted me to take a photo with me in 2018
キースと写真を撮っていただきました、この時はまったく愛煙家だったなんて
つゆともしらなかった。
The hand of keith
キースの手はおっきいのです。キースからセラピーをうけているときの、この暖かさと、包まれている
感じは格別です。たくさんの”小さな幸せの時間”をロイヤルフリー病院で作り上げてました。
An explanation of Scleroderma
強皮症の説明です。皮膚が固くなる病気で、全身に広がるときもあり、現代の難病ともいわれてます。キースだ長年にわたり、この強皮症の研究をキャロル医師と重ね、ロイヤルフリー病院に入院する患者さんQQLをあげた一人でもあります。
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