Keith Spirit keep alive-英国royal free病院の現場から
英国政府のロックダウンの要請をうけて、ロイヤルフリー病院の補完医療も一時的にマッサージサービスを3月に中断しました。6月にこのロックダウンの規制が弱まり、7月から場所をREC CLUBかえて、マッサージサービスは復活しましたが、hands on massageの安全性が確認されないということで、病棟での患者さんへのマッサージサービスは止まったままです。その代わり、病院で働く人で、病院が設立したREC CLUB(病院の福利厚生の一環でのスポーツ施設、多少年会費あり)メンバースタッフへのサービスが再開されました。ニッキー新リーダーにインタビューしたところ、日々の業務で疲労している看護婦、医師、事務スタッフ、クリーナーまで、多くの人からご利用を頂いていると。ボランティアとして働いていたセラピストは、まだ戻せないが、病院のチャリテイー団体と雇用契約があり、お給料をもらっていたセラピスト達が、交代で業務をまわしているそうです。
このREC CLUBは、のちに病院内で補完医療のサービスを設立して、イギリス王室からMBE(大英勲章)受賞したキースハントさんのゆかりの場所でもあります。ここでの経験を軸にして、病棟での患者さんへの病院での補完医療のマッサージサービスは始まりました。設立当初は、大変な苦労をされて、多くの医師がこのサービスに対して気難しい顔していたようです。それでも、キースハントさんは地道に活動をつづけられ、多くの患者さんからも支持を得られるようになりました。実際、患者さんの病院での生活の質(quality of life)があがり、一人一人の生活を、医師や看護師が忙しくて手がまわらない、患者さんのメンタルな部分をホリステックに支えていました。
キースハントさんが作りあげたチームスピリットは、場所を変えた今でも脈々と受け継がれていることです。病棟でのマッサージサービスはできないし、残されている患者さんを思うと、心が痛むけれど、でも悲嘆にくれてはないんです。絶対にいつか復活できるという希望があり、今できることを精一杯みなさんやられてました。常に人に寄り添い、それぞれができることを粛々とやられていた形がスーパーマーケット企画でした。
現在はそのサービスは中止ですが、コロナウイルス感染者の対応で、忙しい看護婦、医師たちをおもい、REC CLUBではマッサージサービスをうけた人たちが、無料で好きなもの4つもって帰れました。体は楽になるし、買い物にいかなくてよい粋なサービスですね。
Before entering the building
Rec クラブへ入る許可をもらいました。
スーパーマーケットやりますよーの準備と実際の風景の広告
REC made an advertisement to do supermarket
social distance photo
ソーシャルデイスタンスフォト
私、マスクのつけ方で鼻がでてるから、怒られますねー
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